仙台白百合学園の校訓

June 26 [Fri], 2015, 22:49
今年も学習塾協会主催の入試懇談会が3日間に亘り開催された。多くの公立高校、私立高校の先生方から、それぞれの学校に関する情報を提供いただいた。その中で一校だけ、際立って他と違うプレゼンをしていたのが、仙台白百合学園中学高等学校だ。他の学校が進学実績をアピールする中、仙台白百合の担当者は学校案内の冊子に込めた思いから話を始めた。そこにはこう書いてある。

想いが、つながる
想いを、つなげる

凛と立ち、人を思いやり、支えることができる女性へ。
白百合のように清らかで美しい心を育むのは
300年以上にわたり磨かれている仙台白百合学園の“奉仕の精神”です。
一人ひとりの可能性を伸ばすとともに、
人、地域、社会、世界とつながる力を育み続けています。


「つながる」「つなげる」というキーワードは、パウロが手紙を通して私たちに伝える「使徒の教え」の中心テーマの一つだ。彼は当時のユダヤ教の中でも厳しい戒律を守るパリサイ派に属していたが、復活したイエスに召出されてからは、主に異邦人(イスラエル民族以外の人々)へ福音を伝え、教え(キリストの生き方)を生きるようにと、小アジアやギリシャ・マケドニアそしてローマなどの教会へ手紙を送った。そのパウロの手紙によって現代に生きる私たちもその教えを知ることができる。

パウロは、初めに神の民であるイスラエル人に語り、次に異邦人に伝道した。敵対する異邦人とイスラエル人を「つなぎ」新しいひとりの人(教会)を、神は創造したと語った。そして、冷めた夫婦関係を修復しもう一度麗しい関係に回復すること、同様に親子関係、主従関係があるべき状態に回復することを、神が本気で願っていると繰り返し語った。天地を創造した神は、人と人がつながるように、自然界と人間界が互いに敵対しないように、キリストによって神と和解させてくださった。その事実をよくよく理解し、生き方を通して実践していくことが、キリスト者の当然のあるべき姿だと言う。

仙台白百合学園の校訓に、新約聖書の手紙を通して神の福音を伝えようとする、使徒パウロの情熱をかいま見ることができると思った。

仙台白百合学園中学高等学校
http://sh.sendaishirayuri.net/


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